スピリチュアル・メッセージ

新たな愛の挑戦

聖アントニウス 2008年1月31日の霊言

太陽意識 聖アントニウス

紹介動画

あなた方がいるこの銀河、そして、その銀河系に所属する我々の太陽系は、「愛」というものをテーマにしている。すべての大宇宙が「愛」をテーマにはしておりますが、その中でも特に「愛」というものを表現している、そのような役割を持っているのが、わたしたちが今所属しているこの太陽系であります。
その「愛」の中において、わたくしはともに宿ってくれる家族を、その魂を、やはり惑星意識として修行したいと、ともに一緒の太陽系というファミリーをつくり上げようと誓い合ってくれた、そういう仲間を募りました。そして「銀河系という神の心臓部分にある愛の血液を送り出すような、そういう場所に位置する銀河というもの、そこに所属する太陽系としての一員としてともに仕事をしないか」というふうに声をかけ、その惑星意識の者たちを十二人集め、そして今回あなた方が所属する太陽系というものをつくることを決定したのです。

心臓の中には、この中にはお医者さんもおられるようですから、愛というのは血液を受け入れて流していく、受け入れるところと出すところ、そして、いいもの、きれいになったものを浄化して流していくところと、汚いものを浄化していくという、そういう二つの流れが大きく見てあると思うのです。まず受け入れるところと出すところ、浄化していく、そしてリフレッシュしたものを今度送り込んでいく。わたしたちの所属している太陽系のこの銀河系というのがどういうところにあるかというと、わかりますか。受け入れていく血液を、受け入れるという機能を持つところと送り出すというところでふたつに考えるのならば、送り出していくというそういう機能の役割にあるのが、銀河系、あなた方の言う銀河系の小宇宙の役割なのです。

心臓にはいくつかの部屋があるでしょう。あなた方の中に。すべての宇宙に生きるものがあなた方のようにふたつずつ、右心房・右心室とか、左心房・左心室のようにあるわけではなくて、でも大方においてはそのふたつの機能によって浄化し、受け入れる、そして押し出していくのです。その中においてあなた方の銀河系、そこは新たなものを受け入れたのならば素晴らしいものを発信するという、それがこの銀河系全体のテーマでもあるのです。

この発信するということ、その中において、常に、新たな課題というものを常に盛り込みながら、全宇宙に送り出さなければいけないということがあります。ほかの星で言ったのならば、単にひとつの民族だけで、その中で文明が盛衰を遂げ、浄化されて発信していく、自分たちの得意な文化を発信していくという、オリオンのようなところもあります。それは彼らの役割が違うということです。ベーエルダにおいても違うのです。心臓部分の愛を新たな形で発信していく、その役割に銀河系というところがあるから、心臓部の中においても、ここから送り出された新しい愛の概念、挑戦、そのメッセージは神の身体を巡り巡って全宇宙を回っていくのです。そうしないと、愛のエネルギーといっても受け入れていくだけ、そこでいったのならば、なかなか進化促進はしないということです。そうしないとオリオンにおいても、かつてこの者たちを送り出したときと今においても、それほどの変化はないし、ベーエルダにしてもどうでしょうか、停滞すら生んでいる状態があるのではないかと思う。

常に挑戦をし、常に新たな愛の概念というものを試し、そしてそこにおいて新たな「希望の原理」というものを愛の中に織り交ぜて宇宙に発信していく、それがあなた方が所属している銀河系全体の使命でもあるということなのです。そこに我々の太陽系は所属しているのです。そして、我々は、銀河系の中にもいくつも太陽系はありますが、その中において我々の所属する太陽系において、あなた方の住んでいる地球というものが、宇宙の者たちからの注目の的になっているということは、それだけの挑戦と宇宙の愛の次の意識を変えていく、そういうものの新たな発信源としての位置にあるということ。それだけの、今、文明実験を行っているところにあなた方は、今、生きているのだということ。それを自覚していただきたいのです。
惑星意識は自分の理念の中で、自分の個性とともに命あるもの一切を育み抱きしめ、そこに宇宙を、自分の惑星の中に取り込み、個性の中で表現しようと暖かい思いで生命を創造するという、そういう根源的な目的で修行するのが惑星意識。それに向けて、今度はそういう者たちをファミリーとして取り込み、そこに無限のエネルギーと活力と生命の源である光、神のエネルギーを送り届けんとする、この恒星という積極的な意志、これは神のもとから与えられた無限の陽の意識の現われとして、わたくしは今、創造されたことの中で修行しています。

与えきりながら、かつ、常に挑戦していく。爆発的なもの、エネルギーを常に燃え立たせて、これだけ燃えていても燃え尽きない。あなた方から見たらこの太陽が何ゆえに燃えて、燃え尽きないのであろうかという疑問はないであろうか。その根源的エネルギーはどこから来るかといったらば、惑星の者たちが持たぬ、この中にある対極のものを自分の中に取り入れ、それを愛により変換することによって爆発を起こし、そこに光と熱という、目が眩まんばかりの光と愛というものを発散することにより、その周りの者たちの命を育むという、そのような修行をわたしは今やっているのである。

命を燃え立たすということ。それは自分だけの世界を表現していくという、「生命を育む」という惑星意識を終えたあとに、今度は「無限の挑戦」ということをテーマにし、神の世界にある、あらゆるものを自分の中に取り入れて、それをすべて土台にしてエネルギーの爆発を行うということ。それを、そういう精神的なもの、心構えがあり、そしてそれを銀河意識というところから神の愛として引き入れてくる、その中において、このような無限の神のエネルギーのソースに直接結びつくことによって、燃え尽きない太陽というものを維持しているエネルギー源となっているのである。
そして「究極の二元論」というものが、光に対する暗黒面というもの、それは何かというと、神の絶対的な愛に対して、そこでつくられた神の子たちのエゴの集積が暗黒面ということであろう。それは宇宙においても多少はそういうものがあるけれども、これほどに神によりつくられた神の子たちのエゴというものが集積し、暗黒面を強くつくり出してしまったところはない。でもそこにおいて神の子たちは、きれいごとではなく、その内に宿るエゴというものを通して、自分というもの、自分たちがなしてきたことというものを学ぶ機会があったということ。

そして、その、そこにたまってしまった、一見ゴミのように思われるものが、実はそこのところの力を、ほんとうに神のエネルギーのほうに転化できたときに、ものすごく爆発的なエネルギーが、神の子として降り注ぎ与えられるのであるということ。そこにおいて、愛はけっして恐れてはいけない。「恐怖心」というものを抜いて常に挑戦し続けるところの中でしか「進化」というものはないのだということを、宇宙中にメッセージとして発信することができるということ。

みんなほかの惑星は、地球のようになるのが恐ろしいのだ。自分たちの世界に異種なものをどんどん受け入れ、そこの中で理解し合えないことによって暗黒面というものを、地獄界というものを増大し、それによって、その惑星が統制が取れなくなることによって、混乱を招き、そして地球意識自体がこの暗黒エネルギーの中で苦しみのたうっている。こんなふうに自分の母星をするのがいやだから、異質なものを受け入れるのを拒否し、自分たちの人類だけでまとまろうとする。自分たちの使命ある仲良くできる者たちだけで、共通の目的を持てる者たちだけで、自分たちの使命・役割を宇宙の中で果たそうとする、そのような星々が多くなってくる。

でもそこで、混乱とエゴが増大すること、暗黒面のエネルギーが増えることすらも、自分のパワーの飛躍として取り入れていこうではないかと、それはあなた方にもわからないであろうが、そういう宇宙の法則があるのである。それをほんとうにこの三次元の物質の世界の中で取り入れて、地球という惑星をもっと宇宙の隅々まで輝き渡らすことができるのは、愛を発信するという無限の動力、無限の発信エネルギーを発し続ける惑星として、そういう惑星へと変身させようと、そういうことが三次元の物質界を持った惑星でも可能であるということ。それをエル・ランティはやろうとしているということ。その意味はとても大きく、意味が深いということ。

そのことを、わたくしが太陽系をつくったときに、あなた方の地球、青きプリンスに願い、本人が「その使命を引き受ける」と言って、この太陽系を創造した。そういう惑星であるということ。そこの住人であるということ。そこを自覚していただきたいと思う。

「暗黒面」というのはあなた方のエネルギーの一部である。一種エゴといわれるけれども、野獣性というけれども、そこのエネルギーを使って、人類もすべて進化してきている。そこが究極になったとき、そのエネルギーを切り捨てて忌み嫌うのではなくて、自分の中に取り入れて、それを自分たちのエネルギーとして吸い上げ、飛躍するチャンスとしていくということ。その中にこそ、真に愛の究極の無限の進化の道が宿るのだということを、あなた方がこのシフトアップしたあと、全宇宙に向かってこの地球は発信していくことである。

今まで失敗に継ぐ失敗を重ねてきた。だから、「地獄界を形成するような、大きくしていくような、異民族を受け入れていくような、そのような惑星は手本とするべきではない」と、そのように言われてきたけれども、でもこのシフトアップが成功したのならば、逆に無限の可能性というものは、異質なもの、そういうものを恐れずに取り入れて、暗黒面ですら神のエネルギーとして自分の中に引き入れ、利用していくことが可能になったときに、あなた方にそのパワーが宿り、次の段階へ、爆発的なエネルギーを持って進むことができるのであると。そのことで悩んでいる先輩の星々は多いということ。

その意味において、彼らに愛というものの本質を、勇気と、ボーダレスな、境界のない価値観に左右されない無限の解放の中に、真の爆発的なエネルギーが宿る、それこそが愛なのであると、高らかに全宇宙にその愛の新たな意味を含めて発信することができる。そういう惑星になり得るということ。地球は今度は太陽系だけではなく、ほかの銀河も含め、この大宇宙の愛を発信する灯台のような星に変わるということ。

メッセージの一部を動画で紹介しています

恒星意識の紹介

聖アントニウス(太陽意識)


 私たちが住む太陽系の太陽に宿っている、陽の意識(男性)の神霊。霊言の際には、地球人にわかりやすい姿として、黄金色の髪で、金色とプラチナ色の複数の羽根をつけ、黄金色とプラチナ色の二色でできた長いローブを着た、非常に美しい男性の姿で現れた。太陽系全体の共通理念を明かした太陽の法(陽の原理の法)の管理をしている。
聖アントニウスは、魂のパートナーであるセレニティとともに、太陽系というファミリーを築き、自らが放つ光や熱、そしてオーム神霊から銀河神霊を通じて流れてくる愛のエネルギーを各惑星に送ることで、太陽系の「父」として一切の存在を育んでいる。同時に、自分と異質なものであってもすべてを取り入れ、それを愛によって変換することで爆発的なエネルギーを発生させ、巨大な太陽を維持している。たとえ悪と言われるものでも自らのバネとし、混乱を恐れることなく常に「無限の挑戦」をし続けるその姿は、地球で修行する私たち人類の手本でもある。