仲間を信じ、神を信じ、無心な思いで
高橋信次 2007年1月6日の霊言
宗教的な魂でない人たちでも、やはり、その法灯というものをよすがにして、自分の文化圏の中において、自分の専門分野において、それを展開していこうと思って、待っておられた方がたもいるということです。そういう方がたが、たぶんあなた方の書物を読むことによって、順番に火がついていくと思うのです。そうやって、日本という国はひじょうに高い水準の、高い知性の、文化を持った方がたが集まっている国でもあるということです。
ですから、そこでまず火の玉のように、黄金の火の玉のように、日本という国がどうか輝いてほしい。
熱く燃焼してほしい。
光の、神の光の発光体になっていただきたいのです。灯台ともいいます。
そういうところになって世界に発信していったとき、必ずや世界中の者たちは、世界中の国ぐにに埋め込まれた光の天使たちがその光に気づき、手を取り合う時代がこの先にくるのです。
そのためには、まず何もないところから霊言を受け、それを書籍で文章に起こし、書籍として一般に出していく。それをメジャーにしていく。そういう地道な地道な作業が必要であったということです。
それをあなた方がここまでやってくださったということ。
それが天上界では、もうある意味では祝杯ムードであるというか、これだけの書籍が出てくれた、間違いなく我々の言葉を伝えてくれた、我々の意思を、我々の計画をしっかりとくんで、ちゃんとした法として、文章に起こして残してくださった。それを心からわたしは感謝しているということ。
あなた方が、あなた方が数々の魔よりの攻撃により、多くの苦しさを乗り越えて来られたことは、わたしもよくわかっています。常に、このような計画をやるときには、魔との闘い、連続的な魔との闘いが行われてくるということです。
そのために多くの者たちが、光の天使である者たちが闇の中に吸い込まれていきました。本来なら光の天使として仕事をしなければ、そのような危険性がなかった者たちまで、一生懸命光を掲げようと思ったがために、魔の餌食(えじき)になっていったこともあるのです。
でも、大きな目で見たのならば、その落ちていった、その闇に迷った歴史も含めて、最後、その者にとって、ほんとの意味で神の、神の法というものを学ぶということはどういうことかということが、いずれ魂の学びになって返ってくるということ。
だから、どうか恐れないでほしい。
ひるまないでほしい。
けっしておじけづかないでほしいのです。
自分の魂がどうなろうと、いかなる魔の誘惑に落ちようとも、あなた方の地上の仕事をもって、ひとりでも多くの方がたを救っていくのだと、そのために地上の命はあったのだと、腹をくくれさえすれば、何も恐いことはない。何も無駄なことはない。わたしはそう思います。
あなた方にご苦労をかけて申し訳ないと思っています。
ご苦労だと思っています。
わたしはあなた方の心境がわかるから、ここまでよくやってくれたと感謝しています。
でも、ここまでがひと区切りであったのです。
ここまでがひと区切りであったのです。
ここまでもって来るために、我々は相当無理も言いました。
あなた方の許容量を超えても、強引にここまでもって来ました。
でも、あなた方はよく頑張ってくれたから、ここまで来られました。
本来は、我々のほうの手落ちであったのにも関わらず、よくぞ同じ時代に生まれ合わせ、わたしの意思を継ぎ、ここまでもって来てくれたと、間違いなく伝えてくれたと、天上界の者一同、あなた方に感謝をしております。
その感謝を伝えたいがために、今日はここに参りました。
魔との闘いに、どうか、これからもあるでしょう。そのすべてを伝えることはかなわぬこともあるでしょう。そして、それによってあなた方も、八合目から、九合目、十合目となったなら、その魔との闘いに傷つき倒れる者たちも多いかもしれない。もっともっと複雑、狡猾になってくるでしょう。
そのときに忘れないでほしい。
どんなことがあっても、天上界の我々は、あなた方を応援しているのだということ。
そして、そのために仲間がいるんだということを、絶対にあなた方の仲間と仲間の手を、つないだ手を離してはいけないということ。
そこさえわかれば、必ず戻って来られるのです。
自分から手を離すから、戻って来られないのではないのですか。
神はけっして見捨てない。あきらめない。
ましてや、あなた方のように、神の計画の先頭を切ってくれる者たちを、けっして見捨てたりはしないのです。
自分から神の手を離すから、神を信じることを手放すから、仲間を信じる手を離すから、我々が救えないというだけのこと。
信じてほしい。
そして、みんなで、できたらみんなでゴールにたどり着いてほしいと思います。
あなた方がやったことは、長い長い転生の歴史の中において、輝く、輝く誇るべき一ページとなることを、間違いないとわたしは信じています。
わたしでできなかったことを、あなた方がやってるんですよ。
この、九次元だとか言われている、この高橋信次がやれなかったことを、救いたかった人類を、救いたかったことを、こんな高橋信次ができなかったことを、あなた方が立派にやっているじゃないですか。
そのことを考えたら、次元なんて関係ないとわたしは思う。
あなた方の一途さ、純粋さ、見てきました。
よくやってくれたと思っています。
忘れないでほしい、この思いを。
最初にこの人に通信をした時から、霊言が霊言だということを本人が気づかない時から始まって、ここまでわたしたちの計画を、青写真を正確に地上に書籍にして伝えてくださる、根本法を降ろせる、そんなレムリアに育つと、我々だって信じられないほど危ぶみました。
でも、そのあとに、この人ひとりだけではなくて、あなた方みんながいてくれたから、あなた方みんなが協力して、この人を支えてくれたから、素晴らしい仕事をしてくれたから、残ってくれたから、これだけの素晴らしい今日(こんにち)のレムリアとして、仕事の業績を残せたのです。
それをわたしたちは忘れない。
それは、肉体を地上に持って、偉そうなことを言って天上界でふんぞり返っているのではなくて、肉体を持って、悩んだり、苦しんだり、迷ったりしながらも、この三次元で地道に仕事をしてくれた。迷わずに神の方向を見て、光の方向を見て、我々の仕事をやってくれたあなた方がいた。
その地道な作業があったからこそ、今日(こんにち)のレムリアが、今日(こんにち)の、この我々の光の書を地上に、日本に降ろすということが具現したということなのです。わたしはそう思っている。
しょせん肉体なき者たちが、一生懸命言葉を伝えたとしても、三次元にいる者たちがそれを聴いて、それを真実の仕事として信じて、ここまでやってくれなかったら、我々、神などと呼ばれている者たちがいかなる仕事ができるでしょう。
偉大なるは三次元に生まれた神の子たちです。
イエス・キリストが三年半、法を説いたとしても、そのあと、三年半で法が広がったと思いますか。そのあとは、十二弟子と呼ばれた者たちが自分たちで福音書を書き、それを持って、命を捧げて、最後みんな殺されながらも、さまざまなところに行って伝道しました。
そして、それを聴いた者たちが、また命がけでもって世界中に広げていった。そういう歴史があればこそ、イエス・キリストの三年半の教えだって世界中に広がり、多くの人びとを救ったのではないでしょうか。
そう思うと、師だけが偉いのではなく、その弟子たちの仕事あってこそ、人類は救われてきた、神の声を聴いてくることができたという歴史があるのです。
我々九次元だけが法を説いたからといって、少しも偉いことはない。今回、G会でわたしは法を説いたけれども、それは少しも広がらなかったことをもって、わたしはそう思う。
わたしは九次元と呼ばれたけれども、それなりの根本法を説いたと思うけれども、でも、それが広がらなかったことを思って、わたしはわたしの仕事がやはり不十分であったと思う。それはわたしの志(こころざし)を、ほんとの意味で継ぐ者たちが少なかったということです。
あなた方は、地上にいた時、わたしの姿を見たことありませんでした。わたしと話したこともなかった。
でも、わたし、高橋信次という者がどんな思いで死んでいき、そして、天上界でどんな悲痛な思いで、この救世の計画を具現化したいかということを、その本心を地上にいて姿を見なくても、いちばんわかってくれて、それを信じて、あなた方の人生の中で素晴らしい仕事としてなして、今日(こんにち)のこの第三の計画を実行してくださったという意味において、あなた方は、誰よりも彼よりもわたしの弟子です。
誰よりも、わたしの大事な弟子です。
ありがとうございましたっ!
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