もっと表舞台に出てほしい
アレキサンダー大王 2002年9月26日の霊言
私の考えの中において、この大計画が実現されるということ、そのことは、今日(こんにち)的な意味で、私から見ると、ちょうど私が世界統一をなしていって、その後に、数々の神理が伝播していく道筋をつくったように、今この日本から世界に向けて、あなた方が説いていく神理というものが、アジア、オセアニアを通しながら世界中を席巻(せっけん)していく。その時代がくるということを申し上げたいのです。
あなた方は神理だけをつくっていたのならば、それが、いつか勝手に動くと思っておられるかもしれない。でも、私はそうではないということを、今日、言いに来たのです。
神理は神理として存在します。そして、それはおおかた、宗教関係の霊団の方がたが担当なさられるのが道理であるのです。しかし、それが、常に種がまかれたとき、その種をまく道筋をつくっていったのが我々のような者なのです。
その時には、道なきところに道をつくらねばなりません。そして、今これからくるのは戦争ということではなく、平和的な文化の交流という、世界的に、ある意味で、ネットワークづくりの済んだこの地球のネットワークを通しながら、平和的に、あなた方の神理というものを打ち出していく、広げていくという、そういう時代がきたのです。
このような時代がくるまで、私たちは戦いを続けながら、この地球をひとつにするために頑張ってきたのです。国と国の戦争というものは、愚かしい争いはまだあるかもしれないのですけれども、グローバルにものが考えられる、地球という視野で、ひとつの目でこの地球を見ることができる、それだけ意識が成長した時代が今日(こんにち)であるということ、現代であるということ。
その時代がきたということを、私は脇で見ていて、ほんとうに感無量の思いであります。この時代の中であなた方の進歩が説かれていく。神の国、ユートピアがつくられていく。
そして、これが地球を一体化して、そのうち地球に、ひとつだけの統一政府というのがつくられることによって、ほんとうにいつの時代か、そのうち国境がなくなり、私がかつて夢見た世界統一 。それは、私が世界統一という、世界を征服したいのではなく、神の御言葉により、神の御国になることによって、世界というものが、神の子が一体となる、エデンのユートピアの時代になるということを望んだからこそ、私は世界統一を目指したのです。
そういう意味において、神の子として、一体として、地球がひとつにまとまっていく。そういう時代がこれからくるということ。そのことを、あなた方が希望の原理として持っていただきたい。そして、それを推進するだけの力というもの、覇気(はき)というものを持っていただきたいということを言っているのです。
神理だけを語っていれば、聞いていれば、それが勝手に広がっていくのではないということ。それを常に血管の中に送り出していく、強い心臓のようなポンプがいるということ。その熱い心臓のポンプの思いというのは、あなた方が、いかにこの地上において、自ら神の使者として何をするべきか、何をどういうふうにやっていきたいかという熱い思いの情熱に比例して、そのポンプの力というのは、血管を通して血液を送り出す、その力の程度が決まるのです。
あなた方にやる気がなければ、そして、創意工夫がなかったのならば、それはその程度のものしか送り込まれないでしよう。